雨が降っている。未だ、止んでいない。傘を差す人が、ひとり、またひとりと通り過ぎていく。私はそれをずっと見ている。止まない雨は無い。そう傘を差す人が云う。その傘は、どうすれば手に入るのだろう。どうすれば、濡れずにすむのだろう。雨が降っている。未だ、止んでいない。
あめさん、こんにちは。 初めまして。 よろしくお願いします。
雨 ... 詩的な、誰かの心を濡らす雨。 一度降り出すと、それが止むまでに時間がかかる低気圧のように、あるいは身も心も、ずぶ濡れにするゲリラ豪雨のように、誰かの心に、雨が降り続いても、みんなその道を傘をさして進んでいくんだね ...
「止まない雨は無い。そう傘を差す人が云う。」 そんなにみんなは、大人なの? そんなに経験豊かなんか? そんなふうにシャーシャー言ってのけるなんて?! ってね、詩をそこまで読んで、自分思わず叫んでしまったよ!
そんな人たちを見つめてた、あなたには今、雨を避ける傘が、無い。 降り続く雨に、濡れたくなんかない。
「その傘は、どうすれば手に入るのだろう。どうすれば、濡れずにすむのだろう。」
切実な思い、強く願う声が胸に響く、ほんと詩の中の詩だね! 作者は、あなたは、これから、さあ、どうするんだ? どう、自分の道を、生きていくんだ?
私も、自分に置き換えて答えを出してみたんだよ。 あなたはどうするんだろう? すこし気になるな。 いつか詩で、その答えを見つけられるといいな。 YUMENOKENZI