明るい月の下で
君と過ごす夜が始まる
未来とか希望とか
ぼんやりとしか見えなくても
頭の中から飛び出して
走って行きたい場所が
前だけにあると思っていた
君には僕の知らない
過去があって
当たり前のことなのに
うまく流せなくて
ふたりでいるのに
寂しくなるなんて
どんな風に
笑えば良いのかな
変えることが出来ない
過去に囚われて
一度落ちた穴から
這い上がるために
君の手を掴みたい
好きだと言ってくれなくても
優しくされたら
信じてしまう心は
ただ温もりが欲しい
未来の方がずっと
君の側に居られるし
僕は明日を生きるために
恋をする
「明るい月の下で
君と過ごす夜が始まる」
「一度落ちた穴から
這い上がるために
君の手を掴みたい」
「僕は明日を生きるために
恋をする」
抜粋させて頂きました所に明日へとつながっていこうとする作者の希望と君への優しさが伝わってくる詩でした。
こんばんは。
素敵な作品ですね、今の気持ちを吐露した、ゆっくりと自分をふり返っている姿を感じます。
私も出会う前の彼女の記憶に自分を入れたくて空しくなった事がありました、「未来の方がずっと君のそばに居られる」とても勇気をもらえる言葉だと感じます。