押し入れ、隠し通したいつかの金と
ジャケットのポケットに忘れた希望
心の隙間でクシャクシャになってた夢も
今朝の夢のこと
今はもう、聞かなくなったどこかのバンドの
世界の果ての、ロックンロール
寂しげな朝焼けが、ビルの隙間を抜け出して
アナログ・サウンド、始まりの音
新世界の季節の和音
アナログ・サウンド、新世紀の幕開け
コンクリートの先、嵐のあと
おとぎの国の、よくある希望のお話し
車の雑踏、行き交う人々
傘を忘れて夕凪の想うままに
書き留める弱い魔法。
この先の、アスファルト
窓を覗いて
どこかへ行こう、気が済むまで
傷だらけのガラスを超えて
アナログ・サウンド、窓辺の音
君の瞳、青天の霹靂
アナログ・サウンド、この街を抜けて
君と僕の、新世紀の幕開け
魔法の国ではないけど
車の雑踏、退け合う人々
傘を閉じて、過ぎ行く季節を追って
積み上げる淡い魔法。
星と社会。さん、こんばんは。
いい詩だね。いやいい歌詞だね!
胸にジーンって入ってくるよ!
君がアジカンの歌詞が美しいって感動したみたいに、きっと僕も、今そんな同じ感動を味わっているよ。
ほんとすごく美しいんだよ、言葉、フレーズ、間合い、リズムのすべてが! さっき、『転がる岩、君に朝が降る』聴いた後に、この詩を読んだから、思いが増幅してるのもあるのかな ....。
『アナログ・サウンド』をありがとう!
ゆめの
PS: プロフィールも素敵です😊
星と社会さん
こんばんは
UUXと申します
詩拝読させて頂きました
最初の1小節に引かれました。
「アナログ・サウンド、窓辺の音」
「アナログ・サウンド、この街を抜けて」
「魔法の国ではないけど
車の雑踏、退け合う人々
傘を閉じて、過ぎ行く季節を追って」
とてもリズミカルな響きのある詩です、
一部抜粋させて頂きましたのはタイトルに対してとても響きよく思えたからでした。
プロフィールを見せて頂きましたが、ほとんど私の知れない人達でしたが、音楽がお好きという事でこんな素敵な詩が生まれたのでしょうね。