ふたり並んで歩いた
あの古い街角
街路樹が鮮やかな秋色に
通りを染めていた
あの日のあなたの横顔
くすんだ色の
ジャケット
遠慮がちな笑顔
差し出された
手のぬくもり
昨日のように忘れない
レンズ越しの静かなまなざし
すこし前のめりに歩く癖
たばこで膨らんだポケット
今でもそんなふうに
どこかを
歩いている気がして
まだ
気がつくと
探している
バス通りの
小さなベーカリー
いつも自転車が止まっている本屋
角を曲がったところにある
昔なじみの豆腐屋
あなたがわたしの
すべてだったころ
今も
かわらない
この街を
今は
ひとり
あるいてゆく
ここはもう
あなたの
いない街
わたししか
いない街
わたしたちが
いた街
くまさん、こんばんは🌙
コメントありがとうございます💐
私も今読み返してみて、歌詞みたいだと思いました。
音楽は大好きなのですが、音楽的才能ゼロなのがつらいところです....。
このたびはお読みいただき、素敵なコメントまでいただき、
ありがとうございました!!
これは歌詞にとてもいい詩ですね。最後の「私たちがいた街」ってところが気持ちがあふれてきていいですね。作曲にもチャレンジしたら世界が広がるかも?