本当の私はどんな私
私はよく私を忘れる
いろんな色に触れる
簡単に染まる
私が分からなくなる
本当の私はどんな私
感情や思考も染まる
これはどちらのもの
境界が曖昧で混ざる
何もかもが混ざる
貴方と一つになる
繋がりは喜び
侵食されるのも
嫌いじゃないわ
包みこまれ触れられるのも
染まるのも楽しいから
貴方の色を教えて
私は真っ白
どんな色にでも
容易く染まる
カラフルになったり
重ねて色が濁ったり
色同士が喧嘩したり
最後は黒に染まる
悲しまないで削れば
カラフルな絵は浮かぶ
絵を洗い流せば
綺麗な白に戻れるわ
白に戻った私は
貴方の色に染まり
傍に寄り添う
すうさん こんにちは
人は接する相手や環境により色々な色に変わりますね。
時にはいろいろな色が混ざってぐちゃぐちゃになってしまう事も…。
でもその時々の色により沿って行こうとしているすうさんはやっぱり素晴らしい人だとおもいました。
「白に戻った私は
貴方の色に染まり
傍に寄り添う」
何色にもなれるそんなすうさんは光の三原色と色の三原色を同時に持ち合わせたとても素敵な方だとこの詩から推察致しました。
色を洗い流して白になるその白はとても輝いていて次の色に染まる準備をしているのでしょう。
人を色に例えたとても優しくて爽やかな息づかいを感じられる素敵な詩だとおもいました。
こんばんは
心のありかをうまく表していますね、読み流すにはちょっと重いけど、言葉がす~っと心に入ってくる、気持ちを素直に表した詩ですね。
色んな事や様々な言葉に振り回される人の気持ちをうまく捉えていると感じました人の心は弱いものだからいつも揺れ動いている。
最後の三行印象的でとても素敵だと感じました。
すぅ様、こんばんは。コメント失礼いたします。
人と人との関わり合いで、様々な「自分」に変化していきますよね。時には流され、時にはその中でも個性を発揮し、異色の存在として見られたり。「自分らしさ」について改めて考えさせられるとともに、「同じ色になりたい」と思える存在の尊さを感じさせていただきました。
すぅさん、こんばんは。
きみの、真っ白な心のキャンバスに、次々と乗せられていく様々な色が、目に見えるようだ。
一つ一つ、誰かからもらった色のおかげで、きみの心が輝いたこと、でもたまに、雨雲みたいに暗くなったこと、そんなすべてに感謝してるきみが、ここにいるんだね。
それは、きみが、"本当の私" を忘れてしまっても、きっとまた "貴方の色" に染まるために、自分の本当を、純白の自分を、取り戻せる自信があるから。
ずっと好きな "貴方"を信じているし、同じぐらい、"貴方"を好きな "私"を信じているから。
作者のこれほどに素直な想いを、色に喩えてうたったのは、すごくユニークだし、そこはかとない強い意志も感じた!
ゆめの
すぅちゃん難しい詩を書くんだね。
自分の事は自分が一番に理解している。誰もが、そう思いたいし思ってる。
でも、私が思うのは自分が解ってる自分て理想に近いか卑下している自分だと思うの。
本当の自分を知っているのは側に居る貴方かも知れないけど、時々の色に染まる自分が白に戻れるなら大丈夫だと思った。
白に戻る自信が無い私には、詩の中の白に戻れる主人公が羨ましく思えるよ。