ぼくって ほんとは スイカだよだって中身が まっかっか鉄の雨つぶ 夕立だ目玉や脳みそ ぐっちゃぐちゃぼくって ほんとに スイカだよまっかな 汁で べっちゃべちゃさっきは 人だと 思ってたけど割れて ちぎれて 転がって遠くで かすかに 飛行機が役目を終えて 帰る音みんな スイカに なっちゃったおうちも みんな 焼けちゃった
シノハラ様
こんばんは🌛
いつも楽しく読ませて頂いております😉
今回の作品も素晴らしいですね✨
一見してみて、タイトルだけ見ると、スイカが出てくるのんびりとした詩なのかなぁと思いきや、鉄の雨粒や飛行機という表現や人がぐちゃぐちゃにされる描写から、戦争や原爆を思い浮かべました。色々考えさせられる詩だなぁと思いました。
原爆で死んでいく人々をスイカに例える表現が特に印象に残りました。