冷たい手をこすって
伸びして少し眠いけど
誰もいないリビングに
そっとぼくの言葉だけを残して
今日も決まったいつもの場所で
喧嘩して泣きじゃくってる女の子
大冒険真っ只中のドヤ顔にゃんこ
楽しそうに歩きながら談笑してるマダムたち
いつかのあの人に
あの日の君に
あの頃のぼくに
ぼくのことを知らないどこかの誰かへ
意味のあるものになったらいいな
立ち止まって
心と時間を止めてくれて
そっと唄を聴いてくれて
意識よりも街よりも
言葉と涙が飛び出して
ぼくの唄を引っ張って
世界中にばらまいてくれるんだ
ただ泣いて
ただ笑って
だれかにとっての
唄でありたい
おかえり
ぼくと唄が笑った街
槻*ちょこ汰。さん
こんばんは
「喧嘩して泣きじゃくってる女の子
大冒険真っ只中のドヤ顔にゃんこ
楽しそうに歩きながら談笑してるマダムたち」
「いつかのあの人に
あの日の君に
あの頃のぼくに
ぼくのことを知らないどこかの誰かへ」
語り掛けるような歌声(思い)が優しく町に響いた時、それはみんなの心に届いていくことでしょう。
「ぼくと唄が笑った街」
作者の思いが伝わってくるとても素敵な詩だと思いました。
ちょこた汰さん、こんばんは。
誰かを優しく見つめる、あなたのまなざしが、とても素敵だと思う。 楽しかったこと、苦しかったこと、これまでのすべての山を乗り越え、暗く長いトンネルを抜けたときに見えるもの …. そんなあなたの優しさが、凝縮された詩だと思いました!
今、こうして私に届いたように、これからも、誰かがあなたの唄を見つけて、聴いて、ほっとしたり、元気になったりすると思うんだよ、きっと!
ゆめの
温かみのある作品だと思いました。
ちょこ汰さん、こんにちは。
綴っていく言葉が誰かにとって意味あるものであってほしいという、
子どものような純粋無垢な想い。けれど、大人になってから様々な経験の中で
忘れかけていたけど取り戻していったような、そんなほろ苦いような一面もあるように感じました。