赤い線黒い線
どちらがプラスでどちらがマイナスか
そんなことを迷い悩みながら
機械をいじっていた
赤い線黒い線
どちらが上りでどちらが下りか
そんなことを迷い悩みながら
人生で立ち止まっていた
意外な時に重要なことがやって来る
だから突然行動が必要になる
人に聞いたり本を読んだり
外に出るということ
赤い線がプラスで
黒い線がマイナスだから
赤い線を赤い線につなごう
黒い線を黒い線につなごう
すると鮮やかに思い出が往来し始めた
日々の人生で
どこから上りどこから下るべきか分かったということ
これからの人生がまた
スタートするということ
仕事や生活の中で、回路が突然形成され、勢いよくすべてが回りだしたような前向きな気持ちが見えます。この詩に描かれているようなことってありますよね。立ち止まっていた自分が何かちょっとしたきっかけで目標を見出して、また走りだせるようになることって。私はとても前向きな印象のあるこの詩が好きになりました。
赤い線と黒い線、どういう関係なんだろうと考えました。赤い線は赤い線と、黒い線は黒い線と繋げるのが正しいのですね。それで回線が上手く回ってスタート出来たなら良かったです♪赤い線と黒い線もいつか仲良くなれたら嬉しいなあとも思いました^_^🌸✨
Yasu naさん、こんばんは。
初めてバッテリーを放電させて、兄の車のバッテリーから、2本のケーブルを四苦八苦して繋いで充電したことを思い出しました。
何かの機械の、赤い線、黒い線のプラスマイナスを、正く繋がねばならない、突然の事態。
作者の迷いと、それからの行動が、そのまま人生と重ねたとしても、やがて正い方向、流れへと、颯爽と舵を切る作者の姿を、最終フレーズに垣間見ました。