雨の音が聞こえる
少し不規則なドラムみたいで
何かに合わせるつもりがない
そんな所が私と似ている
程々に働いて
たまに遊びに出掛けても
ひとりの時間が好きだから
返事のないものばかりに
話かけたりする
三日月が受話器だったら
過去と未来が繋がるのに
何処かで忘れ物をしたせいで
先へ進めなくなっていた
人を好きにならなくても
困らないとは思うけど
あなたのことは
ずっと見つめていた
触れられなくても
その証拠を置くために
マグカップに
指をかけるような気持ちで
私だけの引き金を引く
螢さん
心の中をそっと旅してるような ... とても静かな詩。 最後まで読むと、"あなた"への恋心が、静かに、躍動してるようだ。
情緒あふれる言葉で綴った表現が、心憎いね😉! YUMENO