韻律の夏
錆びれた橋の欄干に
震えながら
浸透する
9月1日がくる前
名も知らぬ
汗にまじる
吃り
三年の間
繰り返す
頂からの
街
そして、
額に受けた
一滴の目薬
遮ることのない
黄昏の火が映る
○英訳
Summer of Rhyme
permeates the rusted bridge parapets
with trembling
Before September 1st comes
I don't know your name
your sweat is mingled
with stuttering
For three years
you see
the city repeatedly
from the top
And,
I received
a drop of eye drops
on my forehead
Unobstructed
reflects the twilight fire
いつもコメントありがとうございます。英訳はアプリなどの翻訳を使いつつ、自分で修正してますね。英語になるとまた印象が変わるので非常に良いです。
今回の詩は、友人と山に登った時の気持ちを率直に書きました。
大樹さん、こんばんは。
短い語を重ねながら、波のように滔々と謳い上げてくような、とても印象的な詩でした。 英詩の訳者は、大樹さんなんでしょうか? 英語で読むと、語に主語が顕在したことで、本詩と、英詩では、異なった印象を持ちました。
登山はもう三年間繰り返されており、あなたにとって思い入れのある大切なイベントなんですね。九月一日もまた、大切な日。
圧巻は、
>そして、
>額に受けた
>一滴の目薬
>遮ることのない
>黄昏の火が映る
と、登山を果たし、悠然とその頂に立っている主人公の姿でした! ゆめの