真夜中の都会は思ったよりも光がない。拡がるばかりの希望的観測とそれに見合わないほどに力なく点滅する蛍光灯みたいな命がわらわら 蛆 蛆 みたいに わらわら 蛆 蛆 蛆ぽつり ぽつり ちか ちか寂しい光を絶やすことも許されないなら私が私じゃなくなる前に脳が痺れちゃうほどの光でいますぐ満たしてよ。きっとみんな寂しいからなんでもよかった、なんて。この都会を這ってまた、会いに来ていい?
あやめさん、初めまして。 こんばんは! YUMENOKENZIと言います。 よろしくお願いいたします! 日本で都会といえば、東京をいうのでしょうか? 郊外の県から初めて東京に出て、学生したり、働いたり ... そんな経験をした人、してる人達の、ふっと感じてしまう寂しさを、蛍光灯の、おぼつかない光に託して、巧くうたってますね! 最終の二連、誰に向かってか、何に向かってか、作者の胸奥からの声が、私の方へも、秋風に乗って涼やかに響いて来ました🍂 共感を呼ぶ詩でした!
YUMENOKENZI