最初は、ただの興味だったの。
液晶に表示されたゴシック体の文字列
話す相手がいなかった。
ただ、ただそれだけだった
寂寂とした部屋は湿気に満ち、
肌に纏わりつく綿は、どうも気持ちが悪い
芳香も、今となっては鼻につく
垂れてくる髪が鬱陶しい
うわ、目に入った、痛ぁ
明日には美容院、予約しておこう
虐めだなんてない、平凡な生活
飢餓の心配だなんてしたことない。
結構恵まれてる方よね、わかってるわ。
だってアタシ、そんなこと考えたこと、
一度たりともないのよ?
でもさ、アタシ、わかんないことがあって。
人間関係、あれって複雑よ。
貴方にはわからないでしょうけど。
チャットアプリ、意外にも此奴が面白い
何言ってるかわかんない?
こんな戯言なんて、別に興味ないでしょ?
んふ、そんなこと言われちゃァ、わ |
………ただの興味だった
何かにハマるって、それ程に大きな理由なんて無い様に思います。何となく、やり始めた事が依存的に成る事って私は有ります。カチと音を立ててハマるんじゃなくて、隙間を埋めてゆく様な入り方、今まで離れていた物が繋がって目が離せなくなる様な感じ、作品中の「貴方にはわからないでしょうけど」の感触の中で人間関係より複雑でなくて人間関係より煩わしく無い作業にハマる感じと、不自由はしてないけど満足もしてない感じが伝わる作品だと思いました。
下手なコメントでゴメンなさい。私、コミュニケーションをとるのも下手な方なんでお許し下さい。
こんにちは。
サイトを渡り歩いていると時々感じるのですが、コメントを交わして楽しい時間をすごした後、PCをシャットダウンして「今私は誰と話していたんだろう」そう空虚に感じる事があります。
でもそれは空想でも思い違いでもなく確かに人とのふれあいではあったのですね、姿の見えない人との交流、アナログでなくデジタルな世界とでもいうのでしょうか、現実社会とは異なりちょっと不思議な世界でもあると感じます。
あなたの詩を読んでふとそんな事を感じました。
松上桂矢さん こんにちは
さらっとした口調で書かれている詩の最後は落語を聞いているような落ちでとても楽しく拝読させて頂きました。
※プロフィールを拝読させて頂きました。
中原中也の詩はUUXも読んだ事があります。
30歳で亡くなるまでに350もの詩を残したというからすごいですね。
村上桂矢さん。
こんばんは、そして初めまして。
初めは誰かしら、でもわかるわかると頷きながら読み進めていましたが、最後の行でびっくり、え!?、となりました(笑)
人間とそうでないものの境界線は、画面越しにはわからないものですね。|
松上さん、はじめまして。
チャットアプリでのセリフと自分のセリフが入り混じってるのかなぁと
想像すると、面白く感じられる詩でした。