砂ぼこりが舞うグラウンドで、
一人の少女が立ち尽くしていた。
夢を追い求める彼女は 、
唇を強く噛みしめていた。
グローブを握りしめて、
熱い想いを胸に彼女は挑戦する。
ボールは彼女の脇をすり抜け、
彼女はグラウンドを腕で叩きつけた。
仲間たちがどんどん成長していき、
彼女は一歩遅れているように感じた。
涙を拭いて、前に進む決意をする。
魂が彼女を突き動していた。
夜の星の下、彼女はバットを振りつづけた。
滴る汗が地面に落ちる。
グラウンド上で輝ける日まで、
明日への希望を胸に抱きながら、
彼女はひたすら走り続けた。
けいとさん
ああ、こちらは、あなたの前作「憧れの舞台」や、「野球少女の日常」に通じるような、少年、あるいは少女の青春、 "野球シリーズ" が、もう一度来たか!って、すごく懐かしく思い出しながら読んでいました! 主人公の少女、やっぱ根性あるなー! がんばれって、言いたくなったし、自分もね、よしがんばろうって思ったよ!
けぃとさん初めまして。いいね!有難うです^^
葛藤を読ませて貰いました。
野球・グラウンドと印象的な言葉から少女の熱い想いが
伝わってきました。
自分は、脇をすり抜けていったボールが印象に残っています。
体やグローブで受けたボールよりすり抜けたボールに対しての
葛藤が大きい様に思えて。
自身の体で感じたボールは、感触で理解出来る事が多いけれど
すり抜けたボールは、星の下でバットを振って追いかけるしか…
ひたすら走る彼女に葛藤と向き合う姿が目に浮かびそうで
胸が熱くなりました。
まとまりの無い感想で申し訳ないですが、
熱くなる感動を覚えたのは確かです!
コメントありがとうございます。
私の作品を読んでアツい思いを抱いていただけたなら、私も書いてよかったです!