黒猫
彼女は輝く銀河の闇から生まれた
しなやかな体と誇り高い仕草は
僕を魅了して止まない
彼女は時々風や蝶に姿を変える
窓から外を眺めていると思ったら
ひらりと身を翻し黒いアゲハになり
庭の草花の上を飛び回っている
そして飽きると僕の足元に来て
みゃーみゃーと甘ったるい声で話し掛ける
僕が彼女のビロードのような身体を撫でると
二度ほど触れるのを許すが
三度目はするりと僕の手を躱し
その小生意気な鼻を天にむけ
長い尻尾をピンと立て
まるで貴婦人のような気取りで歩き去り
またアゲハになって飛び出した
優雅にひらひらと舞っていると思うと
風の様に素早い奴で
もう僕のベッドの上に居て大きく伸びをした
黒猫の優雅でしなやかな動きそれを目で追う作者の優しい目に安らかな平和を感じます。
そしてそれは読者の心をもこの詩の世界にいざなってくれる…とても素敵な詩だと思いました。
いつまでもこんな平和が続きますように…と祈りたくなるような詩でもあります。
クロエ様、こんばんは
黒猫さんの艷やかな美しい毛並みと俊敏で自由きままな動きが映像で目に浮かぶようでした。
そして、別件ではありますが
物語グループへようこそ
お越しくださいました!
歓迎の言葉が遅くなり
申し訳ないです💦
投稿についても
ありがとうございます。
すぅ
孤海さんへ。
早速のご訪問有難うございます、猫と蝶、この時の蝶はクロアゲハで窓の外をひらひら舞うアゲハをじっと見ている黒猫(クロエ)を見て、この仔もあんな風に外で自由に遊びたいのかな、そう思ってちょっとだけアゲハになってと思いつきました、この仔達は完全家猫で決して外に出さないので、私の中で自由にさせたいという思いがそんな事を想像させたんでしょうね。
猫たちの事はまた載せたいと思います、その時またお寄りいただけると幸いです
クロエ様
黒猫と蝶は一見意外な組み合わせでした。しかしお互いの蠱惑的な性格はマッチしていますし、クロエ様の情景描写力のおかげでごく自然に脳内処理されました。
作品を読むだけで動画を観ているように黒猫の動きや表情まで目に浮かんできました。
私は、子供の頃に両親から生き物を飼う責任というか覚悟が有るのかという様な事を子供の自分にも解る様に話されたのと親類から父が生き物を飼わなくなった理由を聞かされた事が心に残っており、人間(夫)以外の生き物を飼う気持ちがおきないです。可愛いと思うし嫌いでは無いのですが、飼うまでには至らないです。
この作品を読んで猫ちゃんが居る空間を楽しめたのが嬉しかったです。感謝してます。
気ままな猫さんが
目に浮かびます( ´∀`)
うらやましいです~