まだ暗い早朝ポツンと落ちてきて 僕の細胞の間に染み渡ったものは 涼やかな寂しさで僕を満たしたその時僕は寂しさ自身になり夜と朝の間にいて それは案外心地よかったので 僕はこの僕でいようと いくつもの言葉で僕を縛った光が押し寄せて全てを綺麗さっぱり流し去る朝 夜の残骸が何もなくなった部屋で 僕は 僕を縛るはずの言葉の1文字まで 塵となって消えるのをどうしようもなく見ていたそして ちょっとだけまとった最後の寂しさで僕は この毎日を攫う突然の暴力を思い この毎日が続いてゆく果てしなさを思った
Tom.tさん、こんにちは。
初めまして。
よろしくお願いします!
夜と朝の間、ヒトシズクがくれた寂しさが、限りなく"僕" を研ぎ澄ます。
寂しささえかけがえない友達に変えてしまう "僕" が、とてもクールだね!
>この毎日を攫う突然の暴力を思い
>この毎日が続いてゆく果てしなさを思った
また、この最終二行の大胆な言葉たちに、主人公の芯の強さを感じた!
YUMENO