穏やかな海に
菊を投げて
家に帰って泣いた今日
わたしは今日
あなたの夢を見る
わたしがまだ小さい頃
だっこしてくれた温かさを
全身に感じる
それと同時に
凍りつくような記憶が
頭を支配する
韓国の春はさむくて
桜は皮肉なほどに満開で
そんな日にしもやけになるくらい
冷たい海で
わたしを残して
あなたは星になった
今日は流れ星になって帰ってくる約束でしょ?
許せないのは
あなたが見殺しにされたこと
あの船に乗ったことは
あなたの間違いじゃないよ
こんな世界を
変えなきゃいけないのに
黄色いリボンが解けていくのと同じ
みんな忘れていって結局何も変わらないんだ…
ありささんへ
深い詩でした ... なんで泣いてしまうのか、自分は。 今日は、あなたの大切な想い、詩を、ここに置いてくれてありがとう。 YUMENO