夏は夜
涼しげな空気の回廊を歩いていく
百個の風鈴がピンク色に染まって揺らめいている
猫が足元に擦り寄ってきて
パロサントの香りが風に乗って流れてくる
宇宙人は私達のことで
本当は魔法は存在しているのかもしれない
そんな空想が頭をよぎる
魔法を忘れてしまった指先をじっと見る
何かの力があったのなら
人を癒したり病気を治したり
悪いお化けを退治したり
そんなことが出来たなら
指先から発する閃光は闇を打ち砕き
癒しのオーラを纏っている
紫の波動が流れて全てを包み込む
夏の夜
それぞれの想いが交錯する
クラーの風が嫌になった夏の夜に、夜風に当たりたくなる様な詩ですね。
暑い夏の夜は、色々と空想して暑さを紛らわすのも良いかもですね。
きょこちさんへ
一連目は ....
有り得るようで、あり得ないような ..... とても素敵な、癒しの風景ですね!
パロサントの香り、めっちゃ嗅いでみたくなります 笑顔
その香りのせいでしょうか?!
「宇宙人は私達のことで
本当は魔法は存在しているのかもしれない」と....
夜のしじまに、あっという間、詩は、想像の泉のほとりに私を連れて行きました!
ファンタジックな少女の心を、いつまでも失くさないきょこちさんの、あたたかな筆遣い、私は大好きです!
ゆめの