本を読んでいないのを見かけないほど、あの子は本を読んでいた。今晩はなにを、読んでいるだろう。構造式を書き溜めていたあの子は、そのノートを残しているかな。魚を愛してやまないあの子は、どんな仕事に就いただろう。あの頃から僕は詩を書いて、今もこうして書いているけれど、もう持っていたのかな、欲しいもの。
こんにちは。
好きなものやことに夢中になり
忘れず続けることが、
夢を現実的なものにするのかもしれないと読んでいて感じました。
初めまして。
ふと過去の思い出の中の人が何がどこで何をしているのか考えることが僕もあります。
人生の指針となる目標を持っている人はきっと夢を叶えているんだろうなと思ったりします。
自分にはそういうものがなかったから、少し切なくなったりもします。
この詩を読んで、作者もそんな気持ちなのかなと思いました。
シンプルに好きな詩です。
「あの子は本を読んでいた。」
「あの頃から僕は詩を書いて、」
文字を通じて意思疎通していたあの頃
今は分かれてしまったけれどその時文字を通じて心ときめかした事がつい最近のようにおもわれ懐かしむ作者を感じます。
人の心とは優しくて切ないのもですね。
昔から持ち続けてるビジョンって何かなと自分に問いかけたくなる様な作品だなと思いました。
私が詩を書きだしたのは最近の事です。パートナーが書いてくれた詩が気に入らなくて、自分が好きになれる詩を自分で書いてみようと思ったのが切っ掛けです。
昔から持ってるビジョンは自分には残って居ないかな。
こんばんは。
色々な人との出会いを通じて自分をふり返ることがありますね、今あの人はどうしているんだろう、ふと思い出したり、風の噂で懐かしい人の名前を聞いた時、あの人ってあれが好きだったけど今も続けているのかな、そんな事を思う事もあります。
最後の三行に前の言葉総てをかぶせて、作者の思いが静かに伝わってきます。
そういえば私も高校生の頃から詩を書いていたな、ふとそんな事を思い出しました。