縁日で、綿飴ねだる浴衣姿。熱量に、蝉も逃げ出す昼日中。強い音。放物線を描く球。砂ぼこり舞ってサイレン鳴り響く。あぜ道にひまわり咲いた。誇り高く。繋いだ手。星を見上げて力こめる。鉄板の、焦げた肉にも群がる手。花そえて、手を合わせたら浮かぶ顔。
読んでいただきありがとうございます!
31音の短歌、いずれ挑戦するかもしれません!
けいと様
17文字が表わす情景、そして5・7・5の調べに聞こえる作者の祈り。飾らない素朴な言葉に出逢えるのが俳句ですね。一句一句が、作者の日常生活そのもの、詩の原点でもありましょう。是非、31音の短歌も詠んでみてください。楽しみにしています。
けいとさん、こんばんは!
夏の匂いが、一瞬にして懐かしい思い出を連れて来てくれました!
俳句が、これほど親しみやすく思えて読めたのは、文学創作の引き出しが豊富な、けいとさんだったから!
「強い音。放物線を描く球。」は、野球のホームランかなあ。。。?
「あぜ道にひまわり咲いた。誇り高く。」この句すき!
「繋いだ手。星を見上げて力こめる。」胸があつくなったです🌌
うーん、ぜんぶ好きです!
素敵な句集に出会え嬉しかったです!
ゆめの
短文で夏に見かける情景が
一つ一つ見事に表現されていて
頭に容易く浮かび素晴らしいと思いました。
ノスタルジックな詩ですね。
後半、繋いだ手、群がる手と描写した後での、手を合わせたら…に「ハッ」とさせられました。