大雨に見舞われたせいで、私の心についていた灯火は、細い煙に変わってしまった。あーあ、もう火がないから動けない。どうやって生きていけばいいか分からない。煙を放ちながらそう思う日々。なんでもない日に摩擦が起きるような出来事に出会った。そのおかげで、小さいけれど、また火がついた。今度は、そーっと、消えないようにしないとね。大雨からも、大風からも、私が守ってあげる。
はじめまして
詩を拝読させていただきました。
私は、大雨を大きな悲しみ、火を希望だと解釈しました。
一度消えた火種に摩擦で生まれた小さな火花が飛び移り、新たな火となる。
生きる希望を再び見つけることができた主人公は、きっと強くあれると思います。
深い悲しみに沈んでいこうとも、ふとした出来事で蘇るかもしれない。そんな大切なことを思い出させてくれる詩を読ませてくださり、ありがとうございました。
ミヨさん
今日、街でね、入学式終えたばかりの母娘たちをちらほら見てたら、ミヨさんも四月から社会人始まったかな、一日目を切り抜けられたかなって ( note 拝見してましたので ) すこし思ったのでした🌸
新しいたびだち、お・め・で・と・う!
詩について
あなたの心についていた灯火をめぐる大事件の顛末を4コマで明快にうたってるのがすごく心地よかったです!
「なんでもない日に摩擦が起きるような出来事に出会った。
そのおかげで、小さいけれど、また火がついた」
最悪の日々が、一転したのは .... もしかあなたのゆうれいさんが、がんばって火種を擦ってくれたのかな? ともかくも、しなやかに生きる主人公をとても頼もしく感じました! YUMENOKENZI