10月17日は君の命日。
生まれてたったの4ヶ月で
病気で死んじゃったね。
只 泣くことでしか
意思表示が出来なかった君。
今年で47回目の命日。
いつも思う…
(君はどんな大人になっていたのだろう?)
(結婚していたのかナ?)
(僕と喧嘩したかナ?)
(どんな仕事をしていたんだろう?)とか。
君が死んだのは昭和50年。
僕は小学校1年生。
うなだれ
君の横で只々泣き続ける
お母の姿を
僕は今でもしっかり覚えている。
言葉を交わすことも無く
君は死んだ。
今 君は
そっちで皆んなと
僕の今をどう見て思い
話しているのだろう。
生きていれば
君は47歳。
でも 間違いなく
君は僕の弟。
今 静かに手を合わす……
くりはら ねんさん こんばんは。
この世に生まれて4ヶ月間の、小さな弟様の寿命だったのですね …
47年の命日を迎え、あなたが今なお、弟様を愛しく、懐かしく思われる心情が、 とても尊く感ぜられました。
家族として過ごした時間が、たとえ短い時間であったとしても、縁あって
同じ時代に生まれ合わせた家族の絆は、深いものだと私は思います。
先にくまさんがコメントされているように、「にいちゃん、僕のこと忘れてないみたい。うれしいナ」と、弟様もまた、あなたやご家族様の様子を慈しみ、
見守っているに違いありません。
あなたの詩で、しみじみ思い味わうことができ、感謝しています。
にいちゃん、僕のこと忘れてないみたい。うれしいナ。とか思っているかも。あと何十年か経って、そっちで一緒に思い出話をするのかな。