たたずむなら日陰で陽気な陽射しは、刺激が強すぎるだからずっとは浴びられない穏やかな陰から見えるくらいの光なら安心して眺められる陽射しを取り込めない生き物もいるんだよ陽射しを吸い込み、強く強く生きるあなたにそれを上手く伝えることができないあなたは、この会話をどう思っているんだろうあなたは、この違いをどう思っているんだろうあなたから、私はどう見えているんだろう
わじまさん、こんばんは。 前作二篇の詩とガラッと変えた、シリアスな詩ですね。 最初から二連まで読んだ時に、実はこちらのメンバーのあおるさんの、一つの詩を思い出していました。 『空白の空』という詩で、初めて読んだ時に、詩人の深みのある繊細さに気付かされた作品でした。 あなたの言葉からも今、同様に、とても透明な繊細さを感じています。
さて、詩は、作者と"あなた"との会話だったというのもちょっと面白いですね。
"陽射しを取り込めない生き物もいるんだよ"
"あなた"のつもりになって読んでみたけれど、 どんな生き物か、私にはすぐ出てこなかったのが恥ずかしい。 こんな詩の会話は、悪くない。 違いって、あったのかすらわからなかった。 どんな心の時も、それをそのまま認められる素敵な詩人。。。 ゆめの