雨の日、
帰り道のコンビニで肉まんを買った
ふかふか、ほわほわの肉まん
手のひらで肉まんを
踊らせながら紙を剥ぐ
マフラーを巻き直し
親指を真ん中に合わせ
肉まんを半分に割ると
小さな蒸気が浮かぶ
ふかふか、ほわほわ
丸く小さな雲のような湯気
そのままその雲ごとかぶりつく
口の中が温まり肉まんでいっぱい
じんわりと甘みが広がる
肉に筍、椎茸、玉ねぎ
味の詰まった種を優しく包む
味わうと心がふかふか、肉まんに浸り
ふわふわどこか飛んで行ってしまえそう
傘を持ち直しながら、またかぶりつく
外は雨、私の心は晴れ渡る
帰り道、買った肉まんを頬張って歩いた
すさまじい飯テロですね…同時にほっこりしました((((;゚Д゚)))))))
Sakuran さん はじめまして
肉まんの食レポを聞いているようでほっこりしました。
美味しそうな湯気の立った出来立ての肉まんとそれをたべた時の触感
この詩はそれを言葉をオノマトベを使って見事に表現されています。
ああ、UUXも肉まん食べたくなったなあ。
こんばんは。
肉まんが美味しそうに描かれていて、食べたくなりました。
昔焼芋、今肉まん、冬の風物詩の定番になりそうですね、心も体もあったかくなる詩でした。
Sakuranさん、こんばんは。
言葉で描かれた食べ物って、なんでこんなにも惹かれるんですかねぇ。。。(#^^#)
心地よい時間を過ごせたんだなと感じられました。