不同意の熱が耳までとかす頃
街を濡らす雨がトテモ綺麗に咲いて
三十七度からの微熱の上昇は
待だ快楽が籠ってる
街角で口吻 烏のゴミ拾い
お金がプライバシーに化ける小部屋で
欲望に清潔さ 求める群衆に
煙草の火を向けて グシャリ
「あんたも亀裂くらいあるでしょう?」
画面の女が押しつけるものの
雨ツブの出来損無いのようなしぶき
激しさに妙な顔をして喜ぶ女
全てがきみはバラバラさ
それを愛しいという層の中で
足音を鳴らす幸福よ
ふつかめの硝子窓から全部見える
性もないあなた
綺麗でどうしようもないような
びびが背中を割り入る
不同意の熱が背骨まで回る頃
街を濡らす雨がトテモ綺麗に咲いて
三十八度からの微熱の上昇は
待だ快楽が籠もってる
スイさん、こんばんは。 初めまして。 YUMENOKENZIです。
よろしくお願いします。
情欲に呑まれた男女の精神世界が、あたかも脳を溶かすほどHighになってるんじゃないかと感じましたが、これは、私の突拍子もないインプレッションでしょうか ....!
「私を綺麗にして」との祈りとも思える言葉は、嵌ってしまった沼から抜け出して、すべてを洗い流したい。これらどこか危うく、刺激的な言葉たちの内側に、そんな作者の心情を見る思いです。
ゆめの