吐く息の白さで秒針が溶けてしまいそうな朝そうなったらきっと今よりもゆっくりと呼吸が出来るはず窓の外を眺めながらあなたのことを考えたり意識だけなら高く飛べるからこの部屋に天井はない不思議だね世界にはこんな風に透明な線が泳いでいる見えるかなカフェオレの向こうで揺れている光の中にあなたの左手と私の右手が冷たい空気を温めるまではずっと冬が続いて欲しいひとりの時間もふたりの時間も毛糸で編めるように真っ直ぐな道を歩いて行こう
螢さんへ
あなたの世界には、もう冬が、静かに訪れているのでしょうか。
空気がしんと静まりかえっていくほどに、想い合うふたりの魂も透明になって一つになっていくような、スピリチュアルな恋の世界、なんだか憧れますね ✨
YUMENO