襲いくる紫色の波に沈みゆく肺に満ちるは憂鬱の香りただでさえ狭い視界が固定されるその花弁の中、幼気な熊蜂の如く取り込まれたいと思ってしまった奈落の安眠は打ち砕かれた保守した虚無はたやすく剥奪されきらめく涙の破片が我が身を裂くもはや抗う術はないあぁ、気高き不死の姫よ桃色散る度その姿を現しこうして我らをおちょくるか甘く切ない欲望古傷と懺悔を胸に君を愛してしまうことを許しておくれ
烏羽美空朗さん藤波を読ませて貰いました。
藤の花って一つ一つは、小さくて可愛いイメージが有りますが
藤棚の下へ行くと、ましたや風で揺れると迫力を感じます。
藤棚の下で昔の想い人に思いを馳せているのでしょうか?
昔の想い人って年を取らないんですよね、そして思い出す度に自責の念に...
浅い自分と重ねてのコメントをお許し下さい。少し昔の恋を思い出しました。
鳥羽美空朗様
作品を読ませていただきました(. ❛ ᴗ ❛.)
藤の花が、風に荒ぶる様子が映像のようにイメージされ、綺麗だなぁと感じました(*´ω`*)
特に「桃色散る度その姿を現し」の表現が印象的でした。楽しい気分から急に憂鬱で悩ましい気分になっていく心情が芸術的に表現されているような。
花が好きなので、花がモチーフの作品を発表して頂けて嬉しいです★ありがとうございます★
藤の花に思い出があるのでしょうか。『我ら』と仰るからには複数人の共通の思い出なのでしょう。藤の花咲く頃、昔を思い出して懺悔する。人に言えない思い出は皆あると思います。
みくろうさん
華麗であり、気品に満ちた、その美しい藤の花のような人を、愛して止まない作者の情熱は、もはや限界に達してしまったのでしょうか ....!
あたかも藤波ごと抱き抱えてしまうかのような熱情ですね!
思わずその迫力に息を呑んでいました!
ゆめの
このまえふじのはなをみにいきました。きれいでした。しろいふじもさいていました。そちらも、きれいでした。