生ぬるい水滴が顔に当たるスコールのせいでグロテスクに地面が陥没する逃げるように雨を避けてヤモリがへばりついてる軒下のアクアリウム傘を忘れたから家に帰れないコーラ味の飴玉を口に放り込むシュワシュワと溶けてなくなる誰か忘れたから家に帰れない誰だっけ?ポツンそっと確かめるなんとなく存在するしばらくしてスコールが止んで虹の彼方へ誰だか分からないけど私という生き物トクン聞こえるそれから歩きだすスニーカーが滑るのを確かめながら
きょこちさん、こんばんは。
"突然のスコール" という、その限られた時間に、主人公の肌で、目で、心で感じたものを、あたかも美しいフィルムのように表現した、抜群に素晴らしい詩だと思う。
後半、スコールが止んで、主人公が虹の彼方へ歩きだすくだり、なんと爽快なことか🌈 きょこちさんの素敵な生き様見たよ😊
ゆめの