ぼくを囲んでぐるぐる回る黒い影
いやなことばかりを責め立てる
寝ても覚めても夢の中までも付いてきて
春、夏、秋、冬、、責め立てる
いつまで続くかわからない
耳をふさいでも頭の中まで責めてくる
どこまでもどこまでも付いてくる
ぼくはうずくまって顔を伏せて悶えてる
日が暮れても心が帰れるところがない
誰かに助けてほしいけど
誰にもわかってもらえない
頭の中には声がいっぱいで
じょうずに考えられもしない
夏がはじまる頃にはもう
なんの希望も亡くなって
秋の気配を感じたら
言葉も亡くして無抵抗
今は元気でいるけれど
あれはどうにもできやしない
あれから何度もあれがやってきた
それでもどうにもできやしない
慣れることなどありはしない
だけれどわかったこともある
あれは正しくぼくの影だった
うしろの正面だれもいない
まわれ右してさようなら
こんにちは。
かごめかごめ、の歌は後ろの正面だ~れ、で終わります、だからその答えが分かった瞬間貴方は鬼から解放される、でもその代わりになるはずの鬼が「あれは正しくぼくの影だった」、それだとまたあなたが鬼になる。
ちょっと怖いお話。
それともそのすべては自分の中にある疑心暗鬼だった、ということなのかな。
お月さまさん、はじめまして。
付きまとう影に苦しさを感じるけれど、
その中でも自分への理解や、前を向こうとする思いを
最後に綴られているのが素敵だと感じます。
ムーさん、はじめまして。
暗い雰囲気の詩ですけど、その中に希望を見出だしてくれてありがとうございます。
はじめまして
UUXです。
この詩に引かれてコメントさせて頂きました。
うん…確かに…となぜか納得させられてしまう深い詩だと思いました。
UUXさん、ありがとうございます。伝わるものがあったのならとても嬉しいです!