自分を虐げるすべてが霞むほどの感傷がほしい。
だけどそれに十分な記憶がないから
存在しない日々にすり替えてみる。
私には大切なあなたがいて
あなたも私も互いを必要として
離れないでと願うから
優しく抱きしめ合おう。
すべての記憶が愛で満たされるように。
けれど永遠は無いから
いつか離れ離れになってしまう。
そしたらその時はあなたとの日々を思い出そう。
きっとその記憶は愛の塊だから
溢れ出すほどの愛で
私の空虚は埋まるでしょう。
愛されたいと感じてしまうから
しょうがないよね。
世界に期待していたいから
しょうがないよね。
夢見がちな私は無垢なのかもと自嘲する。
こんな少女を可愛がって
愛してくれたらいいのに。
いつか「あなた」が本物になるときまで
どうか私を救ってと
宛先のない救難信号に
ラブレターを添えてみよう。
愛されますように
本当の愛に出会うのは奇跡に近い事なのかもしれないけれど、でも誰でも一度くはそんな奇跡に巡り合えると思うから、その時にしっかりその愛をつかめる様に、今のあなたのまま無垢でいてほしいと感じています。
あなたの救難信号、しっかりと届くと良いですね。
素直な思いを感じる作品です。
1番最後の言葉の
愛されますようにって言葉が
グッときました。
はじめまして
UUXともうします
「宛先のない救難信号に
ラブレターを添えてみよう。」
抜粋させて頂きました所に切ない希望と一方でその先にある虹にもにた淡い作者の優しい思いを感じた詩でした。
「愛されますように」一読者として心から祈っています。