こどもの頃は 見えなかったんだ
国と国が いがみ合う姿を
自分と そのほんの周囲だけが
世界のすべてだったんだ
かっこいいものや きれいなものに
すごく憧れて
弱々しいものや きたなそうなものは
みんなで 嫌ったものだ
これで わかったろうう?
ぼくは 正義感ヅラの悪人だって
わざとじゃないけど
誰かを ひどく傷つけたかもしれない
秋を ひとっ飛びで越えて
冬みたいに寒い
背中が ぞくぞく
震えが 止まらない
無数の人が
風に 水に、大地の、
犠牲になって死んだ...
青年の探し求めていたものは
何んだったのだろう?
あの死は、目的だったのではなく、
何か大切なものを
求め続けた 彼だけの
結果だった
あまりに 次々と降りかかる痛手
ぼくは、その渦中の人たちを
思いやる術を知らない...
何も 出来ない
この祈りは 届くのか...
あまりにも 無益なぼくを
ただ 思い知らされる
争いが無益であったかどうかは、歴史しか証明できないのでしょう。いま争っている人たちには、それは必要なことであるけれども、そのために生まれた多くの悲しみは見えなくなっているのかもしれないですね。世界のどこかでこの悲しみに思いを寄せる人がいるということは無意味ではないと思います。
争いを争いと捉えるから、辛くなるのだと思います。
それぞれの考え方は、もともと相容れないのですから。
ただそれを話し合いで多少調整していく事は出来るのではないでしょうか?
または、それが難しい様でしたら押したり引いたりするとか。まあ、そんなに簡単に問題が解決するなら、最初から他人という存在は無くなってしまうので仕方がない事もある、と受け入れて微笑みましょう。
ゆめの様 こんにちは
動画を拝見し動画の中でナレーションを聞き、今又ここで改めて詩を拝読させて頂きました時、胸詰まる思いでした。
「この祈りは 届くのか ~ ただ 思い知らされる 」
詩全体からにじみ出る作者の思いに心傷みます。
特に抜粋させて頂きました所に、作者の心の中に込められた切ないほどの温かい祈りに涙が止まりませんでした。
そして戦いは無益であったのか…わかりませんが、(UUXは戦いは無益だと思うのですが)、少なくとも犠牲になって死んでいった人たちの思いに、作者と共にただ祈りをささげたいと思いました。
そして権力ってなんなのでしょうね。言葉の暴力それはやがて国と国が …肌の色 異文化 そして風と 水と、大地のすべて命あるものに、心寄せあえる日が来ることを願ってやみません。
そして国と国が いがみ合うのではなく、お互いが切磋琢磨して競い合う世界であることを望みます。
この詩から平和とは…無益とは…について改めて考えさせらたとても深い詩であると思いました。。
ゆめの様
明けましておめでとうございます
昨年は優しい素敵なコメントを頂戴致し有難うございました。
本年が無益になりませんように災害(戦争)のない優しい一年になりますように
そしてゆめの様のご健勝とご多幸とますますのご活躍をお祈りもうしあげます。
UUX最近は貼って頂きましたサイトを一日に2~3回は拝読するようにまりました。
夜眠る時は聴きながら眠ると最後まで聴かないうちに眠ってしまう事が多くなりました。
UUXの子守歌になっています。
至らない所もあるUUXですが末永いご指導を宜しくお願いもうしあげます。
2025年 元旦
UUX