空を見てあの青い空をあなたの心を綺麗にしてくれるから。空を見てあの赤い空をあなたを見守ってくれるから。空を見てあの黒い空をあなたの明日を占ってくれるから。そして、明日も空を見て複雑な霧の中でも孤独な雨の中でも立ち向う風の中でもいつでもあなたを待っているから。
こんばんは。
呼びかけるような言葉の繰り返し、そしてそこから生まれるであろう優しい出来事。
友達のような、恋人のような、優しさを感じる詩ですね、歌詞にもなりそう。
「空を見て」
と問いかける中。空と周りの風景が優しいグラデーションのように変化していき、その優しさににつつまれていくような問いかけの詩でした。
作者の優しい想いが読者をも包みこむような詩です。
思わずそっと空をみあげてみたくなる、そんな詩でした。
自分が見て居る空と、あなたが見て居る空が同じで、青・赤・黒と空が色を変えてゆく時間も同じで、その時間は、あなたを想う事で過ぎてゆき、あなたが居るから色々な試練にも耐えられると感じられる作品でした。