夜が流れていく
遠くシリウスが光る
秘めやかに秘めやかにと
願うままに生きれたなら
どんなに幸せか
時折訪れる暗雲を払って
星々を見上げられるように
おばあちゃん、おばあちゃんはどうしておばあちゃんになったの?
子供の質問は困る
歳を取ると皆んなおばあちゃんになるのよ
と私は彼女に伝える
そうなんだ!じゃあ、わたしは
おばあちゃんみたいなおばあちゃんになりたいな!
心からの言葉とはこういうものかと
私は胸が震えた
本当の言葉を話していた頃が私にもあったはずだ
シリウスよ、教えておくれ
私が私でいられる為に
どうしたら良かったのかと
羽ばたいて
夢見させておくれよ
子供の頃の自分に言い聞かせてみる
きょこちさん 大好きなおばあちゃんと女の子(作者かな)の対話が、なんとも優しくて、印象に残りました。 子供の頃の純粋さを、もう一度、取り戻して羽ばたきたいと、うたったあなたの詩が、あの明るいシリウスに、真っ直ぐに届くといいですね! ゆめの