トントンと爪の上で弾ませる癖
両切りの缶入りピース
燻らせる煙の臭いは
好きになれないけれど
缶入りピースの蓋を開けた時の香りに
何故か魅かれるものを感じて
指で摘まんで火を付けず
ゆっくりと鼻でずらす様に這わせて
紙と葉の臭いを吸い込む
肺でなくて脳へと運んでは
会話が途絶えた貴方との
沈黙の時間をも楽しんでいるの
※煙草を吸わない吸った事が無い私でも煙草の詩を書けるか挑戦してみました。そして、タイトル以外で煙草の文字を使わずに表現出来るかの挑戦もしてみました。煙草のイメージがちゃんと伝わったでしょうか?
ちなみにピースは煙草の銘柄です。缶入りピースは両切りで吸い口にフィルターが付いていない煙草です。昔の記憶の中での煙草、今でも売っているのでしょうか?
雪影さん、こんにちは。
火をつけないままの煙草の匂いを嗅いだことがないので、
どんなものかと気になります。。。(・・?
香りとともに二人の沈黙の時間も楽しむというのは、素敵ですね。