夜は電気を消しているからスマホの明かりだけが頼り指先の動きだけが生きていることを知らせてくれるこんなに小さい機械の中だけがわたしの世界で波間に漂うクラゲみたいにふよふよと浮かんでいる浮かんで沈んで透明な遺伝子を撒き散らすふふふと笑ってため息をひとつ浮かんで沈んでクラゲは夜の海を漂うたぶんそのうち溶けてなくなるそんな生き物ちっぽけな透明のいれものふよふよ漂ってただ流れていくだけ気付かれもせず
>こんなに小さい機械の中だけが
>わたしの世界で
自分の一部か、分身のような...
>ちっぽけな
>透明のいれもの だけれど、もうみんなこれを枕元に置いてさ、いじったり、握りしめたりしながら眠るんだね📱
スマ神、今宵も、きょこちさんに、僕にも、素敵な夢を見せてくれよ(願)