ちょっと、あんた!
陰口は表に出しちゃダメだって、何度言ったらわかるんだ!
陰にあるから陰口なんだ。わかったかい!
ひっそり言って、ひっそり消えてく。
陰口の定めがわからなきゃあ、駅前でアホな演説でもブッてきな!
あんたの演説なんか、誰も聞きゃしないけどねえ・・
(付 神様外伝 原案 Mr. snow shadow )
その日、私の友人Xは、Ⅹの友人Zを罵っていた。
私もXに加勢してZを罵った。
気が付くとXの顔は、のっぺらぼうになっていた。
Ⅹが私に言った。
「おい、お前の顔、のっぺらぼうだぞ」
ピー吉さん、こんばんは!
落語みたいな語り口が、とても楽しい詩ですね!!
陰口の神様の定めがあるとわかっていても ....
私は、身内の間にかぎり、思いっきし誰かを罵ったら、そりゃめっちゃスッキリした! と同時に、自分も悪く言い過ぎたなっていう後悔にしばし襲われていた経験があります😔
ピー吉さん独特の表現でまろやかに書かれているけれど、陰口の本質・人の心の奥にある陰を貫くような作品かなと思いました。
他人に意見を言う時は、のっぺらぼうでなく自分の意見として表に出して言わないとですね。
私には、可なりハードルが高い様に思えます。
こんにちは。
人の陰口、きっと誰もが経験のある事ですよね、でも自分から言う時は自分の中にそれなりの覚悟がある気がするんですが、誰かの尻馬に乗ってつい叩いた陰口(たぶん悪口)は、後になって自分自身の心を貧しく感じて情なくなりますね。
ちょっと私の心にちくりとする作品です。