手持ちぶたさになった僕の手は 胸の前でゆらゆら手首をへし曲げ揺れている行き場を失った亡霊のように揺れる無駄なこの手武器を持つこともなく震えるだけ誰も呪うこともできず大切なものも救えない僕はなにも出来ないそれでも何かをしようと繰り返す失敗を重ねても立ち止まっても動き出すどんな自分でも存在だけは無くしてはいけない
それでも何かをしようと繰り返す
失敗を重ねても
立ち止まっても
動き出す
どんな自分でも
存在だけでは無くしてはいけない
抜粋させて頂きました所に作者の生きる力強さを感じました
素敵な詩だとおもいます
Sakuranさん、初めまして。
これからよろしくお願いします。
打ちのめされ、ボロボロにされ、誰かのために何かしようと、やり続けても何も為し得なかった、無駄に終わった! そんな状況が目に浮かびました!
だけど、この詩を書いた人間は、すごい人だ! 雑草のように逞しく、へこたれない人、負けない人、そう、まるで巌窟王のような人!
「それでも何かをしようと繰り返す
失敗を重ねても
立ち止まっても
動き出す
どんな自分でも
存在だけでは無くしてはいけない」
こういう生き方でありたいと、あなたの詩に触れて、心から思いました!
ゆめの