同じ顔をした不幸の草原 その大地の真ん中で 幸せを探してうずくまる ふとした瞬間 撫でられた背中 見上げたその先にあったのは 時が優しく溶けていく世界 創り上げた太陽は 軽やかな雲のベールの奥で 静けさの中、笑っている 強さばかりでは語れない 知るべき儚さ、美しさ 知ることが出来ぬもどかしさ
月椿さんへ
こちらの詩は、前前作の『夜の太陽』にも通じているようにも思え、あなた自身の内奥から生じている強いあこがれの存在を謳ったものでしょうか。
まだ、カラダも、ココロも、繊細なガラス細工のように、圧を加えられれば、すぐ壊れてしまいそうな自分のいのちを、あなたは必死で抱きしめ、守っているんだね。
"創り上げた太陽" の微笑みを側に、前へ進んでいこう、あしたへ!