彼には街の空気が汚らわしかった。現代特有の臭気に慣れることができなかった。山に登ることにした。山の空気は彼の生存苦を忘れさせた。鳥たちが希望の歌を歌っていた。花と木が力強く咲いていた。やがて自然に還る時が来た。彼は山で暮らした日々を唯一の幸福な時とみなした。樹木が彼を祝福した。鳥たちが弔いの歌を歌った。
こんにちは。素敵な詩を読ませて頂きました。自然だけが、彼にとって唯一の幸福であり、味方だったのかな……😢
けいと様、こんばんは。
詩を拝読しました。
私は何となく彼の気持ちに共感できると思いました。
彼にとって自然の中で生きた時は唯一の幸福だったんですね。
最後に樹木に祝福され、鳥たちに弔われて好きな環境で最後を迎えられて良かったなと思いました。