「最後に会ってから
かなり時間が経っていますね」
こう返答された
もう再びこの人と交感することはないのだと
感じた
別れの多い生活を送ってきました
続いていたのは心臓の鼓動だけ
断裂を幾度も越えて生きてきました
でもそれは僕一人だけが繋いできた人生
君にとって僕は消えた存在だったのだと感じる
僕との別れなどなんでもないことなのだろう
僕と別れても君の人生は出会いと連続で充足していた
君の絶え間ない人生の中から僕ははぐれてしまったのだ
なにごとも久しぶりでは済まない場合がある
誰もが自分の人生に忙しいから忘れてしまうこともある
別れの多い人生だ
誰とでも
縁を切ろうと思えばすぐにできること
時間さえもが連続の味方ではない
今はただ
心臓の鼓動にいたわりの声をかけたい
yasu naさん こんばんは。
始まった愛が、いつしか一人置き去りにされたのでしょうか…
作者の心臓が、打ち破られそうなほどの痛みが伝わります。
激昂する自身の感情に、自ら手当てするかのように、心の言葉を詩に変えた作者に、 芯の強さと勇気を見ました!