ある寒い朝の事(短編)
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物語
公開·12 メンバー
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Saint Night
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クロエさん独特の雰囲気を持ちながら、日常の朝を物語にしている所が流石だなと読み終わって思いました。
飲み残しているのがサイダーって所が私の発想に無い所だし、「きまり悪そうにプクンと一つ泡を吹いた」の表現が気の抜けたサイダーを如実に表していると思いました。まあ、私なら気の抜けた温いビールかな。それを朝、見たら勿体ない事をしたと後悔しながら飲みますけどね。
観光バスから降りたのフレーズから、クロエさんが雀たちを可愛く思っている事が凄く伝わって来ました。鳥の囀りで目を覚ますのも良いかなと思いました。
最後の文節で日常生活の一部なんだと感じれて、ホッコリしてクロエさんらしい物語だなと安心感の中で読み終われました。
幽体離脱の感じ、幽体と実体が私と真逆なんだと思った所も面白く思いました。