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初恋
第七章 決断
雪影さん、おはようございます。
この時幾度もの手紙で千綾さんの気持ちが私一人に向いているわけじゃない事を感じていました、新しい自分の世界に踏み出そうとしていることも、そして会えないから彼女の中で私の存在がどんどん肥大化、偶像化していることも感じていました、このままだと、仮に逢える事が有っても必ず現実の私に落胆する、それに彼女ももう少女のままではない、男性の性と言うものも分かってくるはずだから、彼女をこの空想の世界から早く開放しなければ、という思いと、私自身この苦しみから逃れたい、そんな思いでした。
雪影さんの詩のようであれば私は辛いのですが、千綾さんはこの時過去の思いに引きずられていて、わたしとの絆は天へ向かう蜘蛛の糸ではなく、現実へ向かわせない足枷になっていたと感じます。
そして唯一の救いが雪乃さんの天然の惚けた言動でした、私の心もそばに居る雪乃さんに向かい始めていた、だから私も千綾さんから独立できた気もします。
次が最終章です、もう結論はご想像通りだと思いますが、わたしなりの報告です。
雪影さん、おはようございます。
この時幾度もの手紙で千綾さんの気持ちが私一人に向いているわけじゃない事を感じていました、新しい自分の世界に踏み出そうとしていることも、そして会えないから彼女の中で私の存在がどんどん肥大化、偶像化していることも感じていました、このままだと、仮に逢える事が有っても必ず現実の私に落胆する、それに彼女ももう少女のままではない、男性の性と言うものも分かってくるはずだから、彼女をこの空想の世界から早く開放しなければ、という思いと、私自身この苦しみから逃れたい、そんな思いでした。
雪影さんの詩のようであれば私は辛いのですが、千綾さんはこの時過去の思いに引きずられていて、わたしとの絆は天へ向かう蜘蛛の糸ではなく、現実へ向かわせない足枷になっていたと感じます。
そして唯一の救いが雪乃さんの天然の惚けた言動でした、私の心もそばに居る雪乃さんに向かい始めていた、だから私も千綾さんから独立できた気もします。
次が最終章です、もう結論はご想像通りだと思いますが、わたしなりの報告です。