仰基夜永さんコメントありがとうございます。 構造物の端々、都会の喧騒ひとつひとつにも感情が宿っているといえど、傍目から見たら冷たく無機質な光、物体にしか見えなくなります。 わたしが抱いていた特別な情操も、思い出も、同じように鮮やかさを失い、マーブル模様の一つに溶け込んでしまいました。このように移ろいがあるからこそ浸る楽しさがあるのでしょうけど。

けいとさんコメントありがとうございます。 どちらかというとやはり悲しみの方が持続する効果は長いように感じます。その悲しみの根源、悲しみを感じる点をどれだけ日常の中に溶け込ませることができるか、が悲しみの告白なのだろうと思い、1人で赴きました。 すると、悲しさも告白できた喜びもなく、綺麗と思っていたものも心が動かされるほどでもなかった次第です。（確かに綺麗ではあるのですが） 日常の中に取り込ませようと奔走していたものは、いざ蓋を開けてみるとあっけないものでした。

クロエさん優しいコメントありがとうございます。 私は田舎の生まれ育ちですので、田舎でも思う人を失い見た景色もありましたが、都会となると視界に広がるのは人工的で無機質なビル街ということもあり、より寂しさを覚えました。 人工的な営みの中に温もりを感じるためには、都会では希薄とされる「人と人との深い繋がり」から捉えなければならないのかもしれませんね。