光が沈黙の中で窒息しかけていた。消えかけるあの灯りは僕が望むものだ。輝く世界が病んでいた。夢の意味は僕の人生が解き明かす。病んだこの世界で生きる人々に、光の絶叫が襲いかかる。光の輪から逃れた僕だけが、この世の叫び声をイメージできる。世界が崩壊する日は近い。夢の中で感じた光のぬくもり。輝きながら墜落するあの灯り。僕だけにもたらされる耐えがたい祝福。次の生では光をつかまえられる。そう思いながら僕は眠りについた。
けいとさんへ
光は、あなたのいのちなのだと感じました。
病んでしまった世界を生き抜いた、満身創痍の自分のいのちを抱きしめて、優しく語りかけているようにも思えました。
>次の生では光をつかまえられる。
>そう思いながら僕は眠りについた。
この最終の二行に、私は、あなたの心の安寧と、消えることのない希望を見た気がしました。
YUMENOKENZI
けいと様
おはようございます
詩拝読させて頂きました。
今光の中からこぼれ落ちたとしても、決して希望を見失う事なく、光に向かおうとする作者の力強い意思に触れさせて頂きました。
この詩を拝読させて頂き、UUXも頑張らなくても…そんな気持ちにさせて頂きました詩でした。