堕ちた羽は浄化され本来の姿を取り戻す瞳は青に羽は白に変わる羽についた傷跡は残り消えることはなくてももう嘆くこともないそっと触れ微笑んだ 日の光を久しぶりに見ると温かさで最後の氷は溶け瞳から雫が一つ溢れる躊躇いながらも踏み出し日の光に慣れた時空に向かい力強く羽ばたくだろう
すぅさんらしい独特の世界観が好きです。
本来の姿を取り戻しても負った傷後は残るけど、傷跡も自分だと受け入れている力強さが
勇気づけられる詩だと思いました。
氷ついていた心が日の光で溶けて瞳から溢れる喜びの雫が、躊躇いながらも踏み出せる勇気に
繋がってる様で素敵な詩だと思いました。
すぅさん、こんにちは。
ある一人の天使をイメージして読み込みました.....
生まれてこのかた、彼女 (天使) の仕事は苦悩の連続だったのでしょうか。
心は傷付き、その羽で、誰かのために羽ばたく力さえ失くしていたのかもしれません。
「堕ちた羽は浄化され
本来の姿を取り戻す
瞳は青に羽は白に変わる」
冒頭の三行を読んだとき、作者の前作『本当の優しさに触れて』の、最終の一節を思い出していました。
「本物の優しさは私を照らす
まるで夜明けを告げる太陽のように」との、その思いから、ここまで繋がって来てるように思えました。
日の光を受けて、彼女は少しずつ前へ、希望を抱え、大空へ羽ばたいていくのだと信じられます。 ファンタジックな詩ですが、とても清らかな魂に出会え、幸せな気持ちになりました!
ゆめの
すぅ さま。
「堕ちた羽は浄化され」とは、「一度は飛べなくなってしまったけれども、その傷も癒え、再び飛べるようになった」という解釈で合っていますか?
でも「傷跡は残」っているから…ということですよね。それでも一歩踏み出す、という希望の詩ですよね。
傷つくことってありますよね。それまでできていたことが、怖くなってできなくなること。
その時に、「過去は過去だ、乗り越えていこう」と思えるかどうかって、なかなかできることではないと思います。
人間関係も、くっついたり離れたりを繰り返すうちに、本当に大切な人が見えて(残って)きたり。
そういう挫折と「こうすれば大丈夫」の応酬なんですよね、人生って。
なんかそんなことを思いました。