本当の私はどんな私
私はよく私を忘れる
いろんな色に触れる
簡単に染まる
私が分からなくなる
本当の私はどんな私
感情や思考も染まる
これはどちらのもの
境界が曖昧で混ざる
何もかもが混ざる
貴方と一つになる
繋がりは喜び
侵食されるのも
嫌いじゃないわ
包みこまれ触れられるのも
染まるのも楽しいから
貴方の色を教えて
私は真っ白
どんな色にでも
容易く染まる
カラフルになったり
重ねて色が濁ったり
色同士が喧嘩したり
最後は黒に染まる
悲しまないで削れば
カラフルな絵は浮かぶ
絵を洗い流せば
綺麗な白に戻れるわ
白に戻った私は
貴方の色に染まり
傍に寄り添う
すぅちゃん難しい詩を書くんだね。
自分の事は自分が一番に理解している。誰もが、そう思いたいし思ってる。
でも、私が思うのは自分が解ってる自分て理想に近いか卑下している自分だと思うの。
本当の自分を知っているのは側に居る貴方かも知れないけど、時々の色に染まる自分が白に戻れるなら大丈夫だと思った。
白に戻る自信が無い私には、詩の中の白に戻れる主人公が羨ましく思えるよ。