丸い帽子に語らぬ小さな赤い口短い黒髪の襟足は少しカール彼女の視線はいつも斜め下長いまつ毛が印象的彩のないレトロモダンなワンピース中華街を小さく早く歩いて行く今日の最後はエビチリで大きなテーブルに一人すわり箸を持つ赤く小さいエビが帰宅するように次から次へと赤く小さい口に入っていく最後に一口の紹興酒窓辺の木に咲く花を見つめて今日のできごとを巡らせる
カマンベール様、こんばんは。
「エビチリ婦人?!」と印象的なタイトルに惹かれて、拝読させていただきました。モガを髣髴とさせる、図太くエレガントな彼女がエビチリと紹興酒を嗜む、風情あるワンシーンが容易に目に浮かびました。ええなぁ…。すごく彼女に憧れる。同じように1日をしめてみたい。