情報過多で固まる右肩
砂を噛んで、明日を予測
僕には何も分からない
砂漠みたいな心を抱えて
砂を噛んで、指を舐めてる
時間が過ぎてる
昨日みたいに、日が落つ。往々にして
孤月もどきは、取り乱す。散々な夜
飛行機の受信した電波、端のダイオード
召喚、宇宙の果て、この目の前に
混乱はいらない、焦燥はいらない
渇望の産声は必要ない
それが答えで、
そうして、成れの果て
孤独を撫でて、未来を計測
長針はいつも不機嫌
孤独を愛でて、宇宙を見ている
時間が伸びたり、縮んだり
明日みたいに、不確か。幽々、浮かぶ
春風、彼方で靡く、銀河系のモノトーン
召喚、稀代のマジシャン、この目の前に
観測する宇宙の果てと、止まないサイレン
トリック無しで、消えてしまえば。
星と社会。さん
こんにちは
はじめまして
UUXともうします
詩拝読させて頂きました。
「時間が伸びたり、縮んだり」
とても面白い表現だと思いました。
その時の気分で時間は確かに伸びた縮んだりしますね
共感です。
「稀代のマジシャン、この目の前に
観測する宇宙の果てと、止まないサイレン」
思いを宇宙に…そんな思いがリアルに感じられる詩だと思いました。