本の虫、ほんとにいたら文字が餌の大食らい意味までは食べられないのよ電灯パチ、パチ少し、照ってしまって軽く、熱色けれども気持ちがついてこないうなされもしないのだから秒針目で追う陽気にだってみせる僕の太陽目を細め、掴める等身大の太陽そのうち足元に落ちてきて摘まんで一口にしてしまうのかもそして寂しい風が吹いたとき再び明るく、燃えるような朝を待っていた
ノブヒコ ムラマツさん、こんばんは。
初めまして。YUMENOKENZIです。
よろしくお願いします。
「本の虫、ほんとにいたら」
とてもファンタジックな掴みですね!
以下、私なりの読み方で楽しませてください笑顔
作者はきっとものすごく読書が好き。読書家でもある。
自分をユニークな生物キャラに仕立てて、真夜中から夜明けまでの、夢のような時間に、その子(本の虫)をじっと見つめて観察していたんだ!
「文字が餌の大食らい」
それはそれは美味しそうな本だったんだなー
無我夢中で文字を食べた。
やがて朝の気配と太陽の陽射しが、一つの夢の時間に終わりを告げた。
こうやって本の虫は作者と一心同体になって、今夜も夜通し、美味しそうな文字にかじりつくそうな …。
ゆめの