雨が降って足元に大きな水たまりしゃがんで覗き込むと灰色のお空が見える。落ちてしまいそうだ。気づくとそこは雲の上。あったはずの太陽とお空はなかった。さっきまで踏んでいた小石、さっきまでの雑踏が暗い寒い夜の空に浮かんでいた。雨が昇った。もう一度しゃがんでみると足元には一つ。大きなお星さま。灰色の世界で輝いているね。今度雨が降ったらあの子の水たまりに浮かべてあげよう。お空におっこちないようにね。
水田鞠さん
こんにちは
はじめまして
UUXともうします
詩拝読させて頂きました。
「雨が降って足元に大きな水たまり
しゃがんで覗き込むと灰色のお空が見える。落ちてしまいそうだ。」
浅い水たまりでも覗くとおもわぬ景色に出会いますよね。
そんな様子が優しい言葉で綴られた詩だと思いました。