わわわわわ
ぼくは 輪を 見つめている
輪はぐるぐるして
遠心力で ぼくは ゆっくり はじかれた
輪は 笑顔のまま
何かを話しながら 遠のいていく
ぼくは空白になって
土管の上に座る
いつもそう
いつの間にか
いくつも
カラフルな輪ができているけれど
ぼくは どの輪にも いない
そうか ぼくは 人間ではないのかもしれない
だから 誰の言葉もわからない
ねえ そうでしょうお母さん
ぼくは 人間じゃないんでしょう?
ねえ 変な目をしないで答えてよ
なんとか言えよ この 糞婆あ!
赤い奇妙な動物が横たわる
そこへ 灰色の 無機質がやってくる
父親みたいな声で あわてて電話をかける
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YUMENO様
読んでいただきありがとうございます。
「読みが単純」ってことはありませんよ。どのように読まれてもいいと思っています。どんな解釈があっても大丈夫です。単純も複雑もありません。
「素晴らしい筆力」というのは恐縮です。ありがとうございます。…ほめてもなんにも出ませんよ(笑)。冗談です。励みになります。
また書いてみますので、引き続きよろしくお願いいたします!